日和見菌について

日和見菌は、良くも悪くも腸内に影響を与えることなく、言わば循環の手助けのような役割をしています、空気中で言えば窒素という位置づけでしょうか。しかし、ここで1つ気をつけたいのは、日和見菌は中立的な立場であり、善玉菌と悪玉菌のどちらにも味方します。早い話、善玉菌の方が多ければ善玉菌側に、悪玉菌の方が多ければ当然こちらに味方します。

理想は言うまでもなく、常に善玉菌の味方であることです。しかし、偏った食生活(特に肉中心)や、慢性的なストレス、あるいは急激なストレスにより、たちまちの内に悪玉菌に主導権を握られてしまいます。悪玉菌が増えて主導権を握られたことで、必ずしも便秘になるとは限りませんが、体に良い影響を与えることは、皆無と言っても過言ではありません。それほどまでに悪玉菌の影響というのは強いのです。

よって1つの結論として、腸内細菌にとって重要なのはバランスということになります。目に見えることではありませんので、感覚的に理解するのも中々に難しいですが、日常的に意識するだけでも大きく変われます、是非とも意識してみてください。

余談ですが、便秘の原因は腸内細菌の他に、腹筋の衰えや、背骨の歪み、背筋力の低下、そして肩こりが影響することもあります。もしも、お腹の調子が良くなったのに、便秘が改善しきれないと悩んだ時は、ストレッチやヨガをすることで、体の歪みが治り改善されるかもしれません。必ずとは言い切れませんし、その時が来たら試して頂く他ありませんが、どうか良い方向に向かうことを祈ります。食生活にプラスしてオリゴ糖や乳酸菌、ビフィズス菌、そして適度な食物繊維を取り入れ、便秘で苦しむことなく日常生活を過ごして頂けたら嬉しいです。

悪玉菌の数を増やさない

悪玉菌の数は実は意外な程に少なく、腸内全体の約10%しか存在しません。にもかかわらず腸内に大きく影響し、善玉菌が減ったら腸内の主導権を握ろうと、常に虎視眈々と狙っています。善玉菌を増やすだけでは解決しない部分もありますので、その辺りを少し説明していきます。

残念ながら悪玉菌を完全に腸内から追い出すことはできません。仮に何かしらの方法で追い出せたとしても、それはそれで別の問題が発生する可能性が高いです。悪玉菌が存在することにも意味があり、大事なのは悪玉菌の数を増やさないよう、食生活に気をつけること、そして余計なストレスを溜めないことです。食生活については至って普通のことで、バランスの良い食事が望ましく、消化に良い食べ物をよく噛んで食べるのが、結局のところ最良策と言えます。

しかし、外出等や仕事の都合で難しい時は、肉を食べるのを少なめにしてください。悪玉菌はタンパク質やアミノ酸を好み、消化されず胃腸に留まる時間が長いほど、悪玉菌の餌となってしまい、増やしてしまうことになります。

そしてストレスについてですが、緊張のあまり胃が痛くなる、そんな人を見たり、聞いたりしたことがありませんか?胃が痛くなる原因は神経が大きく左右しており、緊張により胃の正常な働きができなくなると、その隙を悪玉菌に狙われてしまいます。悪玉菌は呼吸で言うところの、二酸化炭素というイメージに近いです。悪玉菌が善玉菌より増えた場合、便秘だけでなく下痢になる恐れもあります。どうしても必要な細菌ではありますが、必要以上に増やさないよう、少しずつでも意識して頂けると幸いです。

摂り過ぎに注意

まずは善玉菌ですが、善玉菌を増やせば増やすほど、便秘が改善されるとは限りません。そもそも、善玉菌は一定数以上ほとんど増えないという説があります。なので、必要以上に体内に摂取してしまうと、強引にバランス調整を行い始め、腸内の調子が悪くなるとも言われています。

例えば、どんなに健康に良いとされる食品や、サプリメントであったとしても、必要以上の量を摂取しては、かえって肉体に負荷がかかってしまい、場合によっては多大な悪影響を及ぼします。善玉菌は腸内の循環を良くする為に確かに必要ですが、ただ単に増やし続ければ健康になるわけではないのです。それと当然のことながら、少なすぎても良くないです。ビタミンC欠乏が原因で生じる壊血病のように、生命の危機の状態に陥る可能性も充分にあります。よって、減ってしまうと便秘の原因となりやすく、食物繊維の摂取でも改善しきれなくなります。

とは言っても、食事によってバランス調整することが出来ますし、常に少しだけ意識できるようになれば、何も難しいことではありません。スーパーマーケット等で、年間通して販売している食品で、充分に善玉菌を増やすことができます、いわゆる乳酸菌を摂取してください。ヨーグルトや牛乳だけでも構いませんが、サプリメントや錠剤、または食事や飲み物にプラスして摂取できる粉末のオリゴ糖などもオススメです。

参考|http://xn--68jay1df5gy31z519br8wawga868n.com/

食事の適量は人によって違うので難しいですが、まずは少ない量から摂取して大丈夫です、食べれば食べるほど増えるわけでは無いのですから。ほんの少し補足すると、脂質が多いと悪玉菌を増やすことにもなりますので、その点には注意が必要です、量を摂り過ぎないようにしたり、成分をチェックしてから購入すると良いと思います。

善玉菌は言うなれば、酸素のような役割を担っています。常に適切な量を摂取し、腸内を安定させるよう心がけましょう。

善玉菌で腸内バランスを整えて便秘改善!

女性の悩みとしてよく聞く便秘ですが、原因は様々な方向からの可能性があります。そして勿論、比率的には女性より少ないですが男性でも便秘に悩む人は多くいます。

便秘が日常化してしまうと、今の状態が普通なのだと思い込み、深刻に考えず放置してしまうことで、大きく悪化させてしまう人もいます。全ての原因を探っていくのは難しいですので、便秘の理由として男女共に最も可能性の高い、善玉菌と悪玉菌を中心に採り上げていきます。

善玉菌という名称は多くの方がご存じと思いますが、少しだけ説明をさせて頂きます。善玉菌は腸内に約20%程の割合で存在し、腸内の循環をし、消化吸収を助け、免疫力を高めます。腸内に無くてはならない存在です。

続いて悪玉菌ですが、読んで字の如く、腸内に悪影響を与えることで有名ですね。しかしながら不思議な事に、悪玉菌も腸内に必要な細菌なのです。何故必要なのかと言うと、善玉菌は悪玉菌がいるからこそ、活発に機能し続けることができ、常にバランスを保とうとし続けます。つまり善玉菌は《悪玉菌と戦う》ことで、その効力を発揮できているのです。

そして、善玉菌と悪玉菌が腸内細菌の全てではなく、日和見菌(ひよりみきん)という菌も存在し、全体の約70%存在していると言われています。腸内に悪影響を及ぼしはしませんが、少し厄介な性質を持っています。ここから先は、善玉菌と悪玉菌、そしてバランスについて、細かくお伝えしていきます。